via bike(びーあバイク)

ロードバイク中心、冬はモーグルのブログ 横浜の湾岸や、安曇野・白馬の山々の隙間にある平地をこよなく愛するローディーの、切ない記録です。

朝比奈 湘南国際 そして横須賀へ!

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久々に晴れた週末の土曜日、皆さんも朝からいそいそと出かけたのではないでしょうか。
今週は、横浜にいたため久しぶりに横浜から行けるコースを走ってきました。

よく長野で走っていると、1つは山を入れなければという強迫観念に縛られてしまいますが、ここ横浜でもコース設定をする際、どこか登りがないかな~、と登れもしないのに探している自分がおります。。。

しかし、


image山がない!


そうなんですね。
神奈川には、ヤビツ峠や大山の峰々、箱根などそうそうたるブランド名の病魔(やま)がありますが、私にはまだ早い・・・
しかも自走からの登りは無理・・・

ということで、近くてそんなに苦しくない登りは何処かないかな~、と探したのがこちら、

朝比奈峠、湘南国際村



横浜、湘南エリアで登りのトレーニングによく使われているのが、湘南国際村入口からスタートして、上にある湘南国際村までのコースらしいです。

あとは、朝比奈峠。
ロードで通るにはあまり評価は良くないみたいですが、ブログネタ的にちょうどいいのでせっかくの地元峠なので一度経験してみます。

ということで、今回のコースはこちら





みなとみらいを出発して、まずは磯子ー八景島シーパラダイスをつなぐ弾丸ストレート、東京湾岸道路を通ってから、金沢八景、朝比奈峠を経由して鎌倉を目指します。

鎌倉で少し休憩した後は、由比ヶ浜、逗子、葉山を通って湘南国際村を登り、横須賀に出て、再びシーパラ、みなとみらいへと戻ります。


まずはみなとみらいから出発します。


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続いて、東京湾岸道路です。
ここは、私のホームトレーニングコースで、弾丸ストレートが続くきれいな道路でダンプも多少多いですが道幅が広いのであまり気になりません。


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続いて、海ノ中道公園通りを通って、金沢八景、そして六浦を右折するといよいよ朝比奈峠入口となります。


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※六浦交差点。右折できなく通り過ぎたので、反対側からです。


朝比奈峠入口の手前は、この時間(9時頃)でも渋滞。
脇をすり抜けて進むと朝比奈峠交差点。ここを左折すると朝比奈峠です。


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曲がっていきなり登ります。
なめていましたが、やっぱり峠ですね。

朝比奈峠は、頂上の鎌倉霊園まで距離0.7㎞、平均勾配6.9%
700mくらいなら張り切っても大丈夫かな、と思いますが、この後の湘南国際村がどういったコースかわからないため、抑え目に走ります。。。


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道は確かに狭い割に交通量は多そうですが、たまたま車が途切れた間に走れたので、自分のペースで登れました。

頂上からそのまま降りたところが鎌倉、鶴岡八幡宮です。


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お約束の写真をパチリ!コンデジ持ってきていてヨカッたー!


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鎌倉からは、由比ヶ浜に出て、そのまま逗子、葉山へと進みます。
やっぱ晴れていると景色が気持ちいい~


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そしていよいよ、湘南国際村入口です。
入口から頂上(ファミマ)までは、2.3㎞で平均勾配5.4%と距離も勾配も練習にはうってつけの登攀です。


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今回の登りは、映像でお楽しみください。





あっ、日付間違えてましたね。。。9/5土曜日でした。
もう直すのめんどくさいのでせっかくなのでこのままでご承知おきください。
音楽が終った後はひたすら地味だ・・・。

本当は、ファミマから休暇村へ入ると、もう少し登りがあったので、そこまでがコースかもしれませんが、ファミマがあるとやっぱ寄りますよね⁉ ここで終わりと思いますよね⁉

って事で、無事ゴールです。



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横須賀へ下り、横須賀ヴェルニー公園でひと休みします。

お、潜水艦が停泊中。ラッキー!
んっ、こ、これは『そうりゅう型潜水艦』じゃないか!!! 超ラッキー!


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そうりゅうとは、海上自衛隊の新型潜水艦で、最大の特徴は舵がX状になっていることです。
普通の潜水艦は、十字舵なので1枚ですが、そうりゅう型は2枚に見え・・・・・

すみません、熱くなりました。。。


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奥には、おやしお型も鎮座ましましております。


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これが十字舵です。


せっかくなので、愛機とパシャり!


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うん、今日もまんぞく、まんぞく!





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差切峡 山越え マジで

これは、7/25の事を書いています。
書くのすっかり忘れてました、すみません。


今回も長野大町市からのライドです。

長野の大町市や安曇野は、東西を高い山に囲まれた中に奇跡的にできた平地で、山を登らずにどこか行こうと思うと、松本しか行き先がなくなります。




逆に言えば、何処か目指す場合は必ず山越えが必要になるという、ヒルクラ中毒者にはたまらない地域なのです。


そんな中、わざわざ車で行くほどではないが、自転車だと交通量も少ない道で、観光箇所なので着いた感も味わえる、まさにB級名所があると耳にしました。


差切峡です。



こんな感じ








まさに自転車で目指すにはちょうど良さげじゃないですか⁉︎


今回はこんなルート







山越えルートは、幾つかのルートがあるのですが、中級的な高さにしておきます。

もう1本上側の霊松寺をかすめるルートがもっとも大変なようです。


さあスタート。
今日も寝坊して10時スタート。

まあ、田舎なので早起きしてもしなくても交通量に大差ありません…





スタートして1分、ラストコンビニです(-。-;



このままコンビニの裏にある山を超えます。
途中、大町山岳博物館と言う恐ろしげなものがあるので、その案内看板に沿っていけば、ルートに入れます。




さあ皆様、お待ちかねのものが見えてきました。

えっ、ただの平地⁉︎

よーくご覧ください!




クイッと登っております。
ここを0.5キロほど登れば、山岳博物館です。




着いた際、一見駐車場で行き止まりかなと思いますが、そのまま進めばこの道になります。

そして建物を過ぎると、いきなりのパラレルワールド全開です。
かつ、当然のように登りです。






登ります。




この山は、麓地点の高度715mから、頂上1,048mまでの333メートルをたった4キロで登り、平均勾配9.6%とまずまずの難度となります。

かっこつけてますが、実はガクブル状態です。

まあ、距離が短いので何とかなるか⁉︎




基本的に日陰が多いので、だいぶ楽ですが、あまりにも人気がないのでちょっと怖いです。




むむ、なんとかならないかも。

途中10%超の勾配が続いたりするので、とうとうダンシングも織り交ぜながら登ります。




見通しの良いストレートもちょいちょい用意されているので、その度に気力を持っていかれます。

しかし、距離が短いので気合です。




すると、頂上!




え、これ⁉︎
なんか達成感のない頂上です…。




まあ、ここがゴールじゃないので気を取り直して下りです。




反対側の方が眺望は開けていますが、山々しか見えません。




下りきったところで、何やらマイナーな名所がてできました。




八坂大滝です。
初めて聞きましたが、なかなかのものです。

ちょっと見学にいきましたが、クリート履いたままだと、滑って危ねっ、てなります。




そしてこいつは、冬はこんな風になるみたいです。

なかなかのシャレのきいた出で立ちで…




さて、滝を終え、ちょっとした登りを越えると、目的地 差切峡谷の入口が見えてきます。







遠くに見えるあれかな⁉︎




ここを右斜め前に進めば、いよいよ入り口です。







さてさて、どんなコースでしょうか!






ワクワク







ドォーン!











本日、終了〜!


お疲れ様でしたー((((;゚Д゚)))))))

いやいや、ここまで来させといてからの、これはないでしょう…




こんな山の中では、食堂はおろかコンビニもないので、お昼も食べられません。

泣く泣く、来た道を引き返します…






途中で、第一村人発見!

食堂がないか尋ねます。





スミマセーン!この辺食堂とかありますかー?




あのー、




あっ、…







そうですね、いつまでも素敵な絵を描いてください…




オナカヘッター…







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美ヶ原 激坂 玉砕



今回は、長野の有名なヒルクラスポット美ヶ原を目指します。


30キロ以上離れた大町市から自走なので、頂上までは無理!







と言うことなので、途中にある美鈴湖までの往復を予定します。
しかし、30キロの自走ごときで頂上を諦めるのもアレなんで、途中にある名もなき山々を越えながら行くことにします。

(この時は、これが致命傷になるとは夢にも思わなかった!)

今回のルート





ラストとなる美ヶ原(美鈴湖まで)
美ヶ原は、説明の必要がないほど有名なコースですが麓の浅間温泉街から、4キロ程の美鈴湖までが最も急勾配で、その後は少しなだらかになるコースです。
美鈴湖までは、平均9.4%の勾配で、高低差600メートルを4キロで登るという、私にとっては荷が重い挑戦です。





ただまあ、ローディーなら、誰もが一度はと考えるコースではないでしょうか。


朝も順調に寝坊して、いそいそと出かけます。

大町から松本に向けては、なだらかな下りです。
と言うことは、帰りは確実に死ぬということです。
いつもながら、ペース配分が重要になります。


大町-安曇野間は、比較的交通量の少ない山麓線が走りやすいです。








穂高近辺で道をそれ、明科方面へ向かいます。








国道19号線に入ったら、田沢北までゆったり進みます。
ここで慌てたら、1日が終わってしまうので、慎重に!です。

そして、田沢北交差点近くにあるセブンがラストコンビニです。


え、もう⁉︎





そうです。
フラットとはここでしばしお別れで、ここから県道57号線で山に向かい、途中でこれまた山道の国道143号線と合流し、浅間温泉に出るというコースです。






明らかに山です…

光城山や長峰山の登山道の入口も、ここからのようです。





け、経験上、登山道入口がある道は、辛いことしか待ってないんだけど…



ルートラボで作った時には、完全に見落としてました…
敗因は、美ヶ原に気を取られて、それまでのコースはあまり気を配らず、獲得標高しか見ていなかったからです。

まあ、しょうがありません。
作ったのも自分、走るのも自分なので、後はPCくらいしか当たる人がいないのですから(T ^ T)


昨日の俺ちょっと来い、殺してやる!








まあそれでも県道は難なくクリアし、国道143号線とぶつかるので、これを右折します。




そして、




ドォーン!








変化球からの、








ドォーン!






この様なシチュエーションが何回か続きます。
想定していなかっただけに、余計に辛いです。

この後の戦いを考えると、力を使い果たすわけにもいかず、インナーロー、コンパクトクランク仕様でちまちま登ります。

なんとか踏ん張り、ファーストステージのピークが見えてきました。




見えたけど、ラストが異様にキツくない?




流石山の国信州!
もう、容赦ありません。


クリア!
そして、く・だ・り〜!







下りきった後、しばらく平地で2〜3キロ進むと浅間温泉街に到着しました。

少し休憩がてら息を整えてからスタートに備えます。

時間的には、午前中登ったローディーが降りてくる頃で、何人も上から降りてきます。


皆んな死にそうな顔で下りてくるけど…



まともに分析すると、この先進んではいけないという結果しか出ないはずなので、必殺 気持ちの先送りで、今の事は考えない様にします。


長いサラリーマン生活で身につけた技が、まさかこんな所で役立つとは…



人生何がどう役に立つか分からないものです。

そしていよいよスタート!




えっ⁉︎




えーっ⁉︎

住宅街という周りの景色に騙されますが、最初からまさかの勾配です。

そして、住宅街を抜けると、いよいよ本格的な山に入ります。





住宅街が勾配のピークかと思いましたが、登るにつれて更にキツくなります。




自分でもまさかと思いましたが、早くも限界が来たので、蛇行で何とか凌ぎます。






後ろから車が来ても気付かないくらいのやられっぷりです。




耐えます




陰がないところは、強烈に暑い。
耐えます。




更に耐えます。



しかし、




カーブで陰になっているところで、足つき…
写り込んでいるのは、私の頭です。


すいません、今意識が飛びかけました…
最初の山余計だった



既にカメラはどうでもよくなってます。
日向が続いたため、無念ですがここで一休み。

しばらく休んで、ライド再開!






この辺りから、先の見えない九十九折で、斜度は相変わらずの急勾配が続きます。







開けたところでも、木々が邪魔して眺望が得られるわけではないので、ただ暑いだけです。

そのためドリンクをガバガバ飲んでしまいこの辺りで飲み物が底を付きます。

かなりのピンチです。









こんな所でハンガーノックになっても、助かりそうもないので、撤退の文字が頭の中でどんどん太字になってきました。

しかし、リベンジのためまたここに来ると思うだけで吐き気がするので、もう少しだけ、もう少しだけ、とギリギリの戦いを続けます。







あっ、背中にエナジーゼリーあったんだ!
  …じゅるじゅる…
ぬる〜



……






そうこうしているうちに、そろそろ引き返そうかとタイミングを考え出します。




しかし、そんな時に




あ、何か見えまし。







違う、その看板の手前!





救いの湧き水です!

これは飲んでいいやつかなんて関係ありませ。

取り敢えず頭からかぶります。





気持ちいい〜!
正真正銘、生き返ります。

初めて川に入りたがるローディーの気持ちがわかりました。

2度目の脚付きですが、見なかった事にしてください。
気を取り直して、出発です。








この変電設備みたいなところから、またキツくなりますが、ガーミンの高度表を見ると、もう少しらしいので、何とか食い下がります。




それにしても辛い…




どうやらラストらしいです。




ようやくひと段落できる分岐に到着しました。




ここを右折すると、後は軽いアップダウンだけで、目的地の美鈴湖です。






おっ!




ついたー!






いや〜、ボロボロですが何とか着くことはできました。

折角なので、この奥にある自転車競技場を見学して帰ることにします。













若干登りだったの地味にきましたが、素晴らしい施設です。

私なんかが入ると、あっという間に上からズリズリ〜と横倒しに倒れていきそうです。


そんなこんなで、自分のスキル以上の山に挑戦しましたが、『やっぱり平地が好き』っていうくらい、トラウマになると言う結果でした。


まだまだ、鍛錬欠乏しています。




あれっ、このガーミン帰りも同じコース誘導してるよ…






………。








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