こんにちはulvamです。
このために脚を溜めていたのだ。
あ、頭が…
(ヘルメット脱いで、知らずにこれで街中をウロついてた男の図)
おっさんブロガーが集まってキャッキャ、キャッキャ言いながら、グループライドをする続きです。
物見山を難なくクリアした我々は、一路サイクリストの聖地しろくまパンを目指します!
皆んなそれぞれの事情で、完全に脚終わったからな…
切迫感が違うぜ!
物見山からしろくまパンまでは、跳ばすと意外とキツいアップダウンがありますが、みんな平気でかっ飛ばします。
何故か1番疲れてるデザさんが牽いてる!
これが、しろくまパンの魔力か⁉︎
単に誰も道を知らないから、1番疲れてるデザさんが頑張って牽いてるだけでした…
そして誰も代わろうとしない…
1番の年長者なのに…
何という人達だっ!
そこですかさず私は、
デザさんありがとう!
でも、私も疲れたから後ろで休もう…そしてデザさんもうちょいアゲで!
そうして尊い犠牲を1人出しつつも到着!
到着と同時に、熾烈な先頭交代が勃発します。
看板メニュー、ごぼうパンを巡る仁義なき戦いです。
(デザ) お前ら、さっきまであんなにおとなしかったのに!
(一同)………。
そうして、
ごぼうパンにありつけた者、
ごぼうパンにありつけなかった者、
悲喜交々の人間ドラマがありましたが、最後は物見山の登り談義でみんな仲良く談笑…
俺のごぼうパンは、ごぼうパン…フラフラ…
1人余りの修行の過酷さから、ポアした方が発現しました。
ありがたや〜
談笑は続き、やれあの山はどうだった、やれあの機材が欲しい、やれ冬のウェアは…
子供がお金を持つと、きっとこうなるんでしょう…
たっぷりパンを堪能したら、いよいよ帰路です。
再び先頭を譲り合いながらアップダウンを越えお前だろ、物見山で抜け駆け合戦があるかと思ったらこれは違う、遅いやつをイビリ倒すヤツお前だろ!や、後方からスプリントかます奴も出てきたりお前だろ!と、楽しくライド。
そんなバカを繰り返すうちに、お互い気心が知れたのか、いつの間にか
綺麗な隊列になってる⁉︎
最後尾にいた私は、目から涙が溢れ思わず写真をポチり!
写真としても良いものを撮ろうとわずかな技術を絞り出しパシャッ!
カーブでみんなが見えそうなタイミングを読み、予め違う方面でピン置きしてピントを絶妙にズラしてその時を待ちます。
ピン置きなので、ずっと片ハンです…
そして、絶好のタイミングでシャッターパシャッ!
自転車乗りながら、ぼやかし写真撮るって、ムズー! こわ〜!
これは真似しないで下さい。絶対!
もう一枚はノーマルで、
帰りは追い風のため、グングン進みます。
追い風なので隊列が詰まりすぎないように、最後尾で皆んなを見守ります。
えっ?脚が終わったからからだろッ、ですって?
ちょっと何言ってるか分かりません。
あっという間に榎本牧場まで来たので、当然、
ちがうッ!
これこれ、まいうー!
ついでに癒されに、
か、可愛い〜!
(全部柵の外から撮ってますからね!腕が良いからです!間違ってクレームしないように!あ、フリじゃないですよ。)
やれ風が強いだの、脚終わっただの、お互い牽制する様な会話を交わしつつ、しばしマッタリ。
特にGUIさんは、心身ともに疲れ切った様子…
聞けば100㎞近くとかの距離は走ったことない様で、ついでに登りも嫌い、と…
(全員)早く言ってよ〜
いや、それならば行きましょう、コキさんプラスGUIさん可愛がりライド100㎞ライドを!
たっぷりジェラートを堪能した後は、いよいよ可愛がりを仕掛けます乗り始めます。
休んだ後でも、隊列は綺麗なまま!
ビシッ!
ビシッ!
ビシッ!
ん?一番手前のGUIさん?
ビ…
GUIさーん?
なんという事でしょう。
皆が初100㎞と知った途端、阿吽の呼吸でスピードの上げ下げを頻繁に行い、揺さぶり始めます!
お、お前らっ!
なんてちっちゃい奴らなんだ、最高だぜ!
よし俺もっ!
最後尾からインナーで超ハイケイデンスを掛けながら先頭に追いつき、また後ろに戻ると言う行為を繰り返します。
これに刺激された先頭は、徐々にスピードアップ!
ゴリゴリ脚を削ります。
みんなの団結もあってか、風でさえ煽られるようになったGUIさん。
まあ、これでもゴールに着きさえすれば100㎞は間違いなさそうです…
よしっ、1人終了。
次、コキヤマン!
場所は既に秋ヶ瀬公園のホームストレート。
ラストは、アレだ。スプリント大会するしかないっ!
そして仕掛けるのは当然、私しかいない!
(作戦内容)
①コキさんに後ろついて貰い、私が思いっきり飛ばす!
②刺激された皆もスプリントに乗ってくる
③微妙な距離残して、コキさんを発射させる
④コキさん頑張る
⑤ギリギリで誰かに差され、身も心もボロボロになる
ひひひひっ、これで行きます!
ゆっくりと前方に向かい、
コキさん、引っ張ってあげるから跳ばそ!
行くよー!それっ!
一気に隊列から飛び出し、40㎞、45㎞とギアを上げます。今日の追い風なら50㎞も行けそうなんで、更にギアを上げて猛然とダッシュします。
釣られた皆んなも慌ててダッシュ!
200mくらい1人で牽きまくり、
追いつかれまいと、さらに加速をしながら、そろそろ頃合いか、
はぁ、はぁ、はぁっ、コキさん、そろそろ発射をッ!
と、後ろを振り返ると、
いねーよ…
奴が、
遥か後ろでへばってるよ…
(全員)コキ、おいっ!ビシッ
まあ、何にせよ地獄を見せた事には変わりないので、結果オーライ。
純粋にスプリントに戻りますが、一気にスピードダウン…
そして、私の背後にもう一つの影が、
イヤー、しろまめさんがへばり付いてる!
こすり剥がそうともがき出しますが、時すでに遅く…、
横からうるふはーとさんが、猛然とダッシュ!
それをしろまめさん追い出し、
ん?なんか後ろに付いてるぞ⁉︎
あっ、GUIさんだ!
(全員)GUI、終わったんじゃなかったのか‼︎
全員で突っ込んでいる隙にGUIさん絶妙なタイミングで飛び出し、そのままゴール!
見事、騙し合いレーススプリント合戦は、GUIさんが制しました…
それでは、優勝者インタビューです。
GUI)皆さんの協力があってここまで来れました。ありがとう!
共に戦った皆さんのコメントです。
しろまめ)
完全油断しました。悔しいです!
うるふ)
こんな嘘つき見たことないです。完敗です。
ulvam)
きっちりトドメを差さなかった私の責任です。次は殺します!
コキ)
すみません、見てませんでした…
デザ)
俺のごぼうパンは…
約1名は、どうやら現世に戻れなくなった様ですが、それでも初の100㎞超ライド!
おめでとう。
と言うことで、記念にパシャッ!
これが今世紀最悪の嘘をつく男、GUIです。
どうですか、この黒い笑顔…
余りにも嘘が満足できたのか、様々なポーズを取り、撮影を要求するGUI氏。
ご満悦です。
イタズラしちゃえ!
とまあ、こんな感じで今回もライドを楽しんできました。
企画やコーディネートしていただいたデザさん、コキさんありがとうございます。
なお、基本的に真実を書くがモットーですが、多少語尾など間違えていることがございます。
その際は、ご容赦願います。
嘘なら負けないって方、ボチッと、