今まで肝心のツーリング記事を一切書かずにここまで来ましたが、流石に…と言うことでそろそろ書いてきます!

私は、子供のスキー練習の関係で、平日横浜、週末は大体長野と言う生活を続けておりますが、このため週末は1人で長野(松本や穂高、大町、白馬など)を走り回っております。

そこで今回、本格山岳は無理だけど、ちょっとだけ走ってみたいコース紹介と言うことで、先ずは黒部ダムのお膝元、大町からご紹介したいと思います。

大町は、あまり名前を知られてませんが、黒部ダムや大町温泉郷、葛温泉、鹿島槍ヶ岳や爺ガ岳など力強い観光地が多く、そしてお隣白馬に30分というだけでなく、沢山の観光地があるため宿の質も比較的高い水準を保っています。

コースの概要ですが、メインのプチ劇坂は、龍神湖ダムの堤防を下から上まで九十九折になった坂を登るというもので、距離は1㎞程ですが、10%前後の勾配が続きます。


分かりやすく、信濃大町駅からの工程としますが、駅を出発して商店街(駅を背後にして右側、白馬方面へ)を進みます。
コンビニを過ぎて暫くすると大黒町交差点があるので、そこを左折するとあとはひたすら真っ直ぐです。


途中、SEIYUなどがあり、そこを過ぎたあたりから、地味に登りが続きます。

暫くすると、古びた橋や交差点が出現。
因みに、ここを右折すると大町温泉郷や黒部ダムへと続きます。


















葛温泉の案内看板が出てくると、いよいよ森の中に突入



暫く微妙な坂が続きます。


3〜4㎞程走り続けると、何かが見えてきます。










お、お〜!ダムだ!泣




更にズンズン進んでダムの手前まで行くと、ゴールです!
違った、ようやくスタート地点となります。
ここまでくると道は一本なので間違いようはないですが、いきなり先の見えない、明らかに坂ですねっていう道が登場します。



この何人も寄せ付けない、威容さに圧倒されますが、この道は最初の第1ターンだけが優しくできていて、たったの8%しかありません。

第1ターンを難なくクリアした後は、足を削りに来るカーブと戦いながら、第2ターンです。



第2ターンも8〜10%しかないので、序盤ということもありなんとかクリアできるでしょう!
しかしこの道、先が全く分からず、カーブを曲がる度に絶望が待ってるかと思うと、気力を削られます…
ハッー、ハッー、かなり画像も取れたようだから、そろそろ撤退ということで

えっ、何?
天辺からの画像がネットになかった⁉︎
はい、分かりました。ゼー、ゼー

そうこうするうちにカーブ&第3ターンです。
このカーブあたりから12%という数値が表示され出します。
間違ってカーブの内側に行こうものなら、永遠にこの世とあの世の境でウロウロする迷い人になること間違いなしです!



あれれ、カーブ終わっても12%から数値が変わらないよ!


そうなんです。たまに思い出したように、11%に戻ることもありますが、明らかに何らかの意図を持って、攻撃を仕掛けてきます。

そして直線を過ぎたところで僅かな希望が出てきます。



ダムです。

やっとこさダムと同じ高さまでやってきました。
続くカーブを過ぎると第4ターン、これは比較的楽に終わりそうです。
このあと待ち構えてる罠があるとも知らずに、気分は晴れやかになります。



続いて第5ターン。
これでダムの上部と同じ高さかなと思うと気力でなんとかなりそうです!



ここのカーブは、大外の原則を徹底すれば、いままでのカーブに比べ耐えられるくらいに落ち着きます。

そして、このカーブが終わればダム上部と同じ高さです。

ダム入口、着いたー!
あれれ、右がまだ登ってるよ…((((;゚Д゚)))))))


そうなんです、外観からは全く気付きませんが、ダムより高い山が横にあって、道はこの山に作られているのです…

もう完全に着いたと思ったので、全ての気力が断ち切られますが、てっぺんからの画像を撮るためだけに魂を召還して進みます。

第6&7ターン。
今までの総まとめのように勾配が襲いかかってきます。
下2つ目画像の通り、明らかにカーブで斜度がおかしなことになってます…




そしてこのストレートは、左右の景色が見れない代わりに、先がよく見えるという、視覚的な逃げも許さない、まさに殺しにきている殺戮のターンとなります。

ここはもう、今までのスキルを存分に発揮して、スペシャル蛇行を道幅一杯使って進みます。
もう車が来たら、そっちが避けてくれ状態。
私が車運転してたら、こんな状態の人と決して出会いたくはありません…

そしていよいよ第8ターン




今度こそ、着いたー!
8ターンのストレートは短いですが、油断すると前輪浮いちゃいます。でも、先が見えているのでへっちゃらです。

そして上について、少し左に進むと公園があります。



因みにこの道、夕方登るとお猿さんが道端で温かく見守ってくれます。
が、決して補給食を渡してはいけません。味を占めた彼らは、他のローディーをおそってしまいますので…

では、上からの画像を撮って撤収としましょう。

え、何?バッテリ切れ?
猿に喰われてこい!









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