横浜市内の激坂を探し出すシリーズ、PART2です。

前回、黄金町の『きゅうざか』をご紹介(前回記事はこちら)しましたが、今回も同じ丘から違う登り口をご紹介!





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それは、突然現れた。
1つの激坂を制覇し、その疲れと荒い息を整えるべく、住宅街の裏道とも呼べる狭い道をゆっくり流していたulvamは、驚愕の風景を眼にするのであった…






















なんじゃこりゃ!








あまりにひっそりと、そしてあまりに風景に溶け込んでいるため、全く予想出来ない…

そして、油断させた所へガツンとお見舞いさせるという強烈な坂。





当然、油断させなければならないため、坂の名前などはないッ!



今回偶然にも発見した冒険野郎ulvamは、名前がないのが怖さを助長している!として坂の名前を命名
その名を  『新善光寺裏坂』  とする。


ピークにあるお寺さんが由来である。




坂があれば登る。







あまりに単純なその行為に、我々は声をかけることすら出来ず、ただ見守るしか術はない…



バカだから





果敢にも突撃したばかulvamが、死力の限りを尽くして到達した最初のカーブで驚愕の事実を目にする。
















最初のカーブまで8%。
この先明らかに10%超です。
オーバー。







しかし、無銘の名峰にひっそりと暮らす原住民の視線もあり、歩みを止める事も躊躇われる。


意を決して、先へと進むulvam。





家や壁の斜度がトリックアートみたいに、おかしなことになってるんですけど…







次なるカーブに辿り着くも、安心は出来ない!

何故なら、





じゃん!














12%来ました!

オーバー





進むしかない、進むしかないのだulvam!
もう記事を書き始めてしまったので、登るしかないのだ!






我々の声援が届いたのか、朦朧としながらも進んでいる。



しかし、既に脚は終わりかけている。
全ては、目の前のカーブの先がどうなっているか、にかかっている!

果たしてゴールが見えるのか⁉︎






















否ー!
16%来ました…

今からヒラリーステップに入ります。  オーバー







泣くなulvam!
悔しいのはみんな同じだ!

でも走ろうじゃないか。
だって記事は書き始めてるんだッ!




ただ流石、歴戦の勇者。
カーブで一瞬4%になるタイミングを見逃さず脚を休めるあたり、風格さえ感じられる…



しかも、先ほどの写真を見るとあれより高い建物はなく、空が見えている。

と、言う事はゴールはあそこだ!





うぉぉぉぉっ!







ゴールが見えると現金なもので、へそくりパワーで踏ん張ります。










もう少しだ!
頑張れー。











よーしッ!越えたー!







ただご覧のように道が狭いので、奥まで行って休むことにします。











あーあー、こちらulvam。
大変な事になりました。
写真送ります。
オーバー








1本の連絡とともに送られてきた写真を見て、我々一同はため息とともに絶望の淵に立たされることとなった…




























そして再び交信が、




アタック中ですが、信号が赤です!
この場合、どうやって待てばいいか、教え……





この交信を最後に、通信が途絶えたulvam。




彼は無事ピークを越え、颯爽と走り去ったのか⁉︎
はたまた、名も無き名峰の礎となったのか…⁉︎






この結論は、一緒に走ってくれた人にだけ公開します…
(何にもないですが…)





あっ、坂の名前知ってる人いたら教えて下さい〜





新善光寺裏坂データ

距離      : 350m
平均勾配   : 12%
坂タイプ雑感 : ちょっとだけ真っ直ぐの急勾配のあと、カーブ。
           カーブを抜けると更なる急坂がまっていて、どんどん
           斜度が増していくという、死にはしないけど遠慮なくぶすぶすと
           小柄で刺してくるタイプです。












挑戦してやるって方以外、ボチッとお願いします!