ども、おいでませ。

前回は、超悪い奴の話を書いていきましたが、気を取り直して楽しいサイクリングの続きを書いていきます。






都民の森を登り終えた一行は、一休みした後、風張峠を越え、奥多摩湖まで下りてきました。



ここで雑兵の面々が置かれた状況を整理しておくと、




ミツさん
翌日CSCクリテで気合い入ってるから、今日は意地でも脚休めが必要。
レースは常に優勝を狙っている。





うどん兄さん
都民の森でやや延びるが、平地の速さは驚異。
登りが終わった今、まさにこれからがうどんタイム。





タカヒロ君
若くて速くて元気。
1番制約がないので、やる気満々。





ウルちゃん
大好きな下りが終わって、もうやる気ない。
一応翌日はCSCクリテだが、本人はヤル気なし…





いいか、今日は200wまでだからな。ポタだぞ!




ここには何もないので、
奥多摩湖から、お昼が食べれそうなナンチャラ駅まで移動します。







そして、移動を始めて1分後、






逝くっすー!






うどん兄さんが我慢しきれず飛び出します。



そしてその後ろにべったり張り付く、ミツさん…






おいっ!






そして、そんな状況に一際ワクワクする若者が、




行っていいんすね!はいっ!





一気にブリッジ掛け始めます…






えーい、ままよ!






ひとり残されるのも寂しいので、タカヒロ君について、先行した2人に追いつきます。




そこからは、1人ずつアタック合戦!



登りでミツさんがペースを上げ、


平地でうどん兄さんが飛び出しを図り、


下りでウルちゃんが引き離しに掛かりますが、





そして、タカヒロ君が全てついてくる…






ランチまでの約7㎞の道のりを、常に誰かのアタックと飛び出しにより、全開走で走り切ります。





そんな中、トンネルで突然、






ぷぁぁぁぁぁぁ〜ッ!








とラッパの様な、明らかに普段は聞こえない爆音が響き渡ります。



路面は濡れているので、後ろを振り返ったり、ブレーキもかけられない状況です。



すると再び、









ぷぁぁぁぁぁぁ〜ッ!








折しも前を走る車が遅く、詰まってしまうので、暗いトンネルの中、車間に気を付けながら走ります。
路面も濡れているので、迂闊にブレーキも掛けられません。





やっとそんな長いトンネルを抜け、音の正体を突き止めようとすると、






ぐぬぬぬ、私のブレーキからです…






うどん兄さんでした…











それ以降、カーブのたびに、






ぷぁぁぁぁぁぁ〜ッ! 









ちょっとした下りでも、







ぷぁぁぁぁぁぁ〜ッ! 






うるせ〜!










まるで、昔の豆腐屋の様です…




ぱーぷー!












そんな豆腐屋に構っていても、我々は直せないので、ランチの相談を始めます。



みつさん、そろそろお昼にしますか?







ぷぁぁぁぁぁぁ〜ッ! 








そうだな〜。確か言ってた駅がそろそろな



ぷぁぁぁぁぁぁ〜ッ! 








えっ、なんですか?







ぷぁぁぁぁぁぁ〜ッ! 







………。








もうブレーキ掛けんなやッ!







そんなこんなで、やっと手頃なご飯屋さんがあったので、駆け込みます。




普段大食漢を自負している私は、当然ヒレカツ定食大盛り。



他の方々は、暑くて食欲落ちるのか、蕎麦やらラーメンやらを頼みます。




そんな中、一際若く状況把握が苦手な若者、タカヒロ君を見ると、





















2杯食ってるやん!しかも両方大盛り…




流石若者には勝てませんでした…






つづく。





次回、抱腹絶倒の帰路ライド、乞うご期待!



ぷぁぁぁぁぁぁ〜ッ!